13日(土）：
無事、生放送終了！慣れないもので本当に緊張します。きのうはなかなか寝付けず、その上訳のわからないおかしな夢ばかり見て起きた時には疲れきっていた・・・情けなし。津賀寿さんが今日のために自前で誂えたきれいなピンクの袴をはかせてもらい、胴がけ・胴ゴム・根尾・指スリ（これは駒治特製・オーダーメードだぞ）は赤・ピンク系で統一。いかがでしたでしょうか？

14日（日）：
津賀寿ファンのH氏が宮崎から空路駆けつけ、待ってました！の一声で客席が俄然盛り上がり、拍手に笑いで、私たちもきのうの大緊張とはうってかわりのびのびつとめることができました。ありがとうございました。

・再放送は20日（土）5時15分～6時（早朝）
・再々放送は21（日）24時15分から25時（日付は22日（月）にかわった所）です。

人間国宝駒之助師匠と愛弟子津賀寿コンビの名演。名曲でなくても、師匠の手にかかると名曲になってしまう。芸の力は偉大なり。駒之助師匠、刊行が始まったばかりの『週刊人間国宝』（朝日新聞社）にもそのうちご登場。お楽しみに。

満員御礼、ありがとうございました。多忙をいとわず出演してくれた津賀寿・駒治両人にも大感謝。語り（浄瑠璃）がなく楽器だけなので、時間が余ったら困るなあと思っていたせいか、みょうに盛りだくさんになってしまった。ちょっと散漫だったかなあ？

宿屋のお琴（本当は”筝”なのだけどうちの業界では慣例で”琴”の字を使っています）は20年ぶり、しっかり間違えて弾きなおし・・・大変失礼しました。打ち上げでは、芸人と翻訳・出版・書店系の方々の真ん中に陣取り、とっても贅沢な時間をすごしました。この催し、賛否両論ありますけど、八重洲座経由で女流義太夫演奏会に足を運んでくださる方も増え、また古典全般に関心を持ってくださる方も確かに増えたなっていう実感があります。

次回7月27日（木）もよろしくお願いします。